スピーカー研究班

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☆スピーカー第36号の製作 2010年11月10日

まだ完成品とは言えず実験段階なのですが、一通りまとまったので記事にします。

fostexFT200D(ツィーター)とM100HR-W(ウーハー)を使ってバスレフ型スピーカーを製作しました。

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ユニットはスピーカーコンテストの賞品としていただいたものです。

今までの紙による製作から一歩前進して、今回は木材でエンクロージャーを製作しました。

図面などはユニットの説明書とステレオ誌7月号の浅生先生の記事を参考に組み立てました。

エンクロージャーは288×157×181(8.2リットル)、小さいアパートの部屋にとっては大きめです。

木材は加工しやすいファルカタ集成材(厚み13)を選定しました。

さて、面倒な木材のカットはホームセンターで図面を提示して加工依頼することができます。

カット単位でお金がかかりますが、お値段は安いので利用しない手はありません。

ただし、出来具合は店舗によってバラツキがあるようで、多少不便でも上手な職人がいる店でお願いするのがよいでしょうね。

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今回、円い穴は自在鋸を使って自分であけました。

でも、はっきりいってホームセンターであけてもらうほうが早くて綺麗だと思います。

さらに言えば、ホームセンターで加工をお願いすれば、1LDKの狭い部屋でもスピーカー工作ができるのです。

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今回は実験用というスタンスでチャッチャッチャと組み立てました。

紙やすりやカンナで無駄な部分を削って形を整えたいところですが、削る音が近所迷惑にならぬよう考慮します。

こんな環境なので、夜中は工作できませんよ。

まぁ、実家に帰ってまでスピーカーを作ろうとは思いませんが(笑)、

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次にネットワーク、-12dB/octのハイパス、ローパスフィルタを作るのですが、

難しいことは分からないのでユニットについてきた図面そのものの回路を組み立てました。

音響クロスオーバー周波数は約1.7kHzとのことです。

ツィーターから結構な中音が出ている印象ですが、これがFT200Dの特徴なのかどうか、分かりません。

???だらけなので、今回はバラック基板のようにネットワーク部品を配置しました。

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箱の外にこうやっておけば、数年後、調整したいときに簡単にできます。

最後にダクト、最初は適当にトイレットペーパーの芯(φ42×114)を使っていましたが、

低音がうまく出ず友人にも指摘され、ダクトを再調整しました。

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音を聴きながらダクトを内側に太らせていきます。

これは木工ボンドとクラフト用紙でお得意の工作でした。

紙を何層も重ねて接着することによって、ダクト自体も硬くなっていきます。

結局、ダクトのサイズは「φ37×114」で決まりました。

さて、試聴ですが、さすが低音の重量感は大きいです。

僕にとっては十分な低音「ドン、ドン、ドン」という音楽の躍動感が伝わってきます。

高音がちょっと物足りない感じで、耳に聞えない範囲を横着している印象があります。

メーカーのデータによれは、ネットワークは全体的にフラットな特性を得るような印象です。

正直、2ウェイのスピーカー製作は今回が初めてなので、評価方法が分かりませんが、

スピーカー製作そのものを楽しむというよりも、音楽を楽しむという方に重点を置いているセットでしょう。

次はBLHで作るか?っていう変な発想は出てきません(笑)。


☆スピーカー第35号の製作 2010年9月20日

秋葉原を歩いていてコイズミ無線で偶然見つけたスピーカー・ユニットを使い、

簡単なバスレフ型スピーカーを製作しました。

ずばり“コイズミ無線オリジナル70FB02BC、5.5cmフルレンジ。

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480円という価格、そして振動板が虹色、コイズミ無線オリジナルと分かるまでは、

メーカー製ミニコンポの部品が流れてきたと勝手に推測してしまいました。

さて、製作ですが、2.1リットルのダイソーの紙箱、

ダクトのカット&トライ、鳴きどめ用の錘の使用など、

ユニット以外、ほとんどがスピーカー第33号の模倣です。

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ダクトの選定、φ24×50を選びましたが、

このスピーカーは低音に特徴がなく最適点がはっきり分かりませんでした。

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さて、試聴してみましょう。

音楽のジャンルは問わず、中音、高音は良いと思います。

明らかに低音が不足していますが、もっとエンクロージャーの容量が大きいほうがいいかも。

またはバックロードホーンで製作すると面白いかも知れません。

低音さえ出せれば、フルレンジ一発で十分鑑賞できるでしょう。

値段は480円ですが、うまく性能を活かせば3倍くらいの価値は出してくれると思います。


☆スピーカー第34号の製作 2010年8月20日

高校野球をラジオで聞きながら作った簡単なバスレフ型スピーカーです。

FOSTEXFE87E(生産終了)というユニットを使ったこと、

クラフト紙の箱の大きさが比較的大きいことが特徴です。

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ダクトも適当で、トイレットペーパーの芯を使いました。

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かなりテキトーに作ったのですが、ボンという低音が出ます。


☆スピーカー第33号の製作 2010年7月8日

Stereo誌7月号には6.5センチフルレンジスピーカーのキットが付録でついていました。

とても面白い企画なので2冊買って付録を組み立てました。

ユニットはFOSTEXP650という形式です。

今回はこのユニットでバスレフ型スピーカーを製作しました。

まずはユニットの組み立てです。

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磁気回路、フレーム、振動板、ボイスコイル&ダンパー、センターキャップというように部品が分かれています。

これをゴム系の接着剤で組み立てるのです。

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ペアを組み立てるのに約1時間半かかりました。

振動板とボイスコイルボビンの接着時間を含めたものです。

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そして完成したペアがこちら。

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センターキャップ付近の接着剤が目立ちますが、手作りの感じが良く出ています。

この状態でアンプにつないで音が出たときは感動しました。

大音量を出してもバラバラにならず、ホッとしました。

さて、今度はエンクロージャーの製作です。

今回もスピーカー第31号と同様に、ダクトをカット&トライで決める設計手法をとりました。

箱はお馴染み、ダイソーのクラフト円柱で2.1リットルの大きさ、P650にはちょうど良い容量だと思います。

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まず試作スピーカーを製作します。

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ダクトの穴はカット&トライのために大きめにあけておきます。

磁気回路裏面のプリントに「Stereo」のロゴがあり、フタを閉めてしまうのがもったいないです。

箱の無効振動を押さえるために質量要素、今回も1つ50グラムのスチール板を使いました。

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これで試作スピーカーの完成、

これにダクトをとっかえひっかえ取り付け、それぞれ音を評価します(カット&トライ)。

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ダクトは小学校のときに使った工作用紙を使いました。

カット&トライの結果、ダクトの大きさは「直径22mm×長さ75mm」に決まりました。

さて、ダクトが決まれば、あとは完成品ペアを製作するだけです。

製作の要領は試作スピーカーと同じなので、ここでは写真でのみ紹介します。

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ペーパークラフトなので、ペアでも2時間ほどで完成します。

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さて、試聴してみましょう。

アンプは真空管(6BM8)シングル、2W+2Wです。

まず、ジャズの音がいいです。

交響曲よりも室内楽の再生に向いているようです。

ボーカルも問題ありませんが、YUKIちゃんの声のキラキラ感は出ません。

高音のキラキラ感がないので、音に艶がなくおとなしく聞えてしまうのは否めません。

夜、ひっそりと大人のジャズを聴きながらお酒を飲むのが良さそうです。

癒し系のスピーカーですね。

とにかく、ユニットも含めて、オリジナル・スピーカーが完成しました。


☆スピーカー第32号の製作 2010年6月10日

久しぶりに渦巻きホーンスピーカーを製作してみました。

約1年ぶりでしょうか。

渦巻きホーンは円柱形のエンクロージャーでなければ意味がありません。

筆者が円柱の箱にこだわる理由として帰納されたものが渦巻きだったのです。

今回のユニットはスピーカー第31号と同じ、東京コーン紙製作所のF70A21-5

エンクロージャーもそれと同じものです。

前作のように標準バスレフを作っておけば、

今回のような応用について客観的評価ができます。

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まずはエンクロージャーの加工から始めます。

カッターを使ってユニット取り付け穴とダクト穴を開けます。

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ユニット取り付け後に工作用紙で渦巻き形のダクト壁を作ります。

今回は長めに約2周分の音道を作りました。

ユニットの出力音圧(85dB)を鑑みて、結果的にちょっと長すぎる音道だったかも知れません。

ダクトの途中で空気漏れがないように、すきまテープを使って密閉度を上げます。

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円柱の箱のフタを接着します。

このとき、適当な荷重で接着面に圧力をかけるのが渦巻きホーン成功の秘訣(?)です。

接着剤が完全に乾いたら、無効な振動を抑えるために裏面に鉄板を貼ります。

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さて、早速、真空管アンプにつないで音を確かめてみましょう。

高音がつまった感じ、BLHにしては低音があまり出ません。

こう聞くとフルレンジ一発にしては不出来に思えますが、

渦巻きが奏して個性的な音を聞かせてくれます。

「これが渦巻きホーンの音だったのか!」というような印象です。

もっと出力の大きいアンプにつなげば、その特徴はもっと顕著になるでしょう。

オーケストラの音はNGですが、それ以外はなんとか聞くことができます。

中音は安定しており、YUKIちゃんの声の再生に適しています。

今回の渦巻きホーンスピーカーにはまだ改善の余地があるので、

さらに研究していこうと思います。


☆スピーカー第31号の製作 2010年5月5日

ゴールデン・ウィークを自宅で過ごして暇だったのでスピーカーを作ってみました。

今回のユニットは筆者のお気に入り、東京コーン紙製作所のF70A21-5です。

7センチ・フルレンジで出力音圧レベルが85dB(F70A21-2の仕様より)、

秋葉原の某部品屋で約400円で入手できるという実験に最適のユニットです。

今回はこのユニットに日頃の感謝の意を込めて、

そして、標準器になって欲しいという願いを込めて、バスレフ型で製作しました。

製作の手法はスピーカー第27号と同じで、まずダクトの寸法をカット&トライで決めます。

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実験の結果ダクトは「直径30mm×長さ80mm」という寸法に決定しました。

次に本番用のスピーカーの製作を始めます。

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2、3時間もあればペアで出来上がってしまうほど、ペーパークラフトのスピーカーはお手軽です。

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まだエージングが済んでいませんが、音には私利私情を主張しない大人しさという印象があります。

ユニットのF特もfo以降はまことにフラットで、これは筆者が気に入っている理由の1つです。

アーチストとしては冴えないが、プレーヤーとしては満足できると表現すれば、分かりやすいでしょうか?

とにかくポップスからクラシック、器楽から声楽に至るまで、色をつけずに忠実に再生してくれる感じです。

もともとはラジカセ用のユニットだったのでしょうか、F70A21-5、どこかのOEMだったのが流れてきたのかなぁ…。

これからのエージングにより音が変わっていく様子が楽しみです。


☆スピーカー第30号の製作 2010年4月21日

先日のスピーカー評価会では、オーソドックスなバスレフ型スピーカーによる音でした。

迷ったら帰るべきスピーカーですね。

そして、この音を聴いて安心したら、余裕が生まれ新しいアイデアが誕生します。

ということで、今回はバックロードホーン型スピーカー(BLH)を製作してみました。

といっても、ダンボール・スピーカー、しかも小型なので、性能はいまいちですが…。

小さな部屋で一人で聴くには十分な低音と音質のものが出来上がりました。

さて、今回のユニットはダイトーボイスのF66U63

66mmフルレンジでBLHスピーカーを作るのか、っていう感じです。

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とにかく小型のBLHが欲しかったのです。ユニットの最低共振周波数が160Hzです。

出力音圧レベルは84dBで、特に高音は「壊れたのかな?」と思うほどシャリシャリとよく出ます。

このユニットについて、通常はウーハーとフルレンジの2ウェイで使うシステム構成がいいのかも知れません。

エンクロージャーにはダイソーの立方体の箱(4.5リットル)、これにもっともらしく穴をあけていきます。

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ダンボールの色は木質に近くて暖かい感じがします。

ユニットを取り付けて、次にダンボールの断片でホーンを作っていきます。

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ダクトは密閉を重視します。

隙間ができないように木工ボンドで埋めていき、フタとの隙間を避けるためにすきまテープを使いました。

ちなみに、各所の寸法に設計の根拠はありません。見よう見まねです。

最後にフタをして、重しを置いて接着剤が乾くのを待ちます。

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圧力をかけておくと、密閉度が上がり音が良くなります。

完成したスピーカーはこちら。

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BLHスピーカーは距離を置いて聴かないと分かりませんね。

あまり良いスピーカーの配置とは言えませんが、ペアで並べてみました。

音質は、いまいちBLHの特徴のある低音が再現できていませんが、音はきれいなので気に入っています。

まだエージングが終わっていないので、最終評価はできません。

しばらくは、スピーカー第29号と聞き比べをしながら使っていこうと思います。

※ブロック片を使ってスピーカーの位置を高くしました(2010.04.25追記)。

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☆スピーカー評価会(2010年春) 2010年4月15日

筆者の実家近所に住み音響の先輩であるSさんの自宅に集まりました。

今回はSさん自慢のLPプレーヤー、オルトフォンのガラード301(アームはRF297)の音を拝聴、

そして彼の最新のスピーカーの音を確認に行きました。

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LPプレーヤーのシステムは全てSさんの自作です。

しかもプリアンプ、アンプ(6BM8シングル)ともに真空管回路というコテコテのアナログ構成。

ガラード301の音はどっしりとしていて、アクセルの重い高級車のような感覚でした。

モーツァルトの歌曲(女声)を中心に聴きましたが、酒を飲んでいることを忘れるくらい至極の時間でした。

最初はバーチカル・ツイン方式のパイオニア製スピーカーで聴いていましたが、

やはり自作の音でしょう、ということで、Sさんの塩ビでできたバスレフ型スピーカーに切り替えました。

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こちらは1wayフルレンジ一発というスピーカーでFOSTEXの10センチユニットを使っています。

Sさん曰く標準型バスレフを目指したとのこと、その音は飾り気がないシンプルな音でした。

高音は艶やかで煩くなく、低音は申し分なく出ていました。

クラシックやジャズ、あとYUKIちゃんのアルバム『うれしくって抱きあうよ』も再生してみました。

アルバム『うれしくって抱きあうよ』は今までのアルバムの中で録音は最高ですが、

音が濁らないようにもっと良くして欲しい部分があります。

最も興味深いのは工作のときの苦労話、塩ビ管の側面に円筒形の穴をあけるときの苦労は共感できました。

それからユニットをとりつけるネジの種類や取り付け方法など、細部にこだわりが見られました。

良い音楽を聴いているとお酒を飲みたくなってしまいます。

今回は筆者持参の般若湯とごまどうふ、Sさんおすすめの焼き鳥の缶詰など、味にも文句をつける輩でした。

そう、人間の五感って聴覚と視覚はビデオや演劇など結びつきが強いけど、

例えば聴覚と味覚とか、聴覚と嗅覚とか、そういう組み合わせを楽しむことはできないかな?

「この歌を聴くときはペペロンチーノを食べてください」とか、そういう相乗効果はないかな?

まぁ、そんなことをふと思いつつ、最後はラーメン屋に場所を変えて、

これからの抱負を語りつつ宴は終わりました。

次回は筆者の自作スピーカーを持ち込んで、試聴会を実施したく思います。


☆スピーカー第29号の製作 2010年4月10日

ドイツというとマイスター、マイスターというと職人技、ということで、

「ドイツ製です」と聞くだけでいい仕事を思い浮かべるのは筆者だけでしょうか?

ドイツのVISATON社のFR10が自宅に転がっていたので、これでバスレフSPを作ってみました。

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この10cmフルレンジユニットは「メカニカル2ウェイ」という方式で、ダブルコーン構造です。

センターのコーンで高音を出します。

筆者にとってはなかなかのお値段、1個3,000円くらいしました。

エンクロージャーはダイソーの紙箱、といっても今回はなぜかハート形です。

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とにかく、側面の振動のことを考えれば、直方体の紙の箱でなければいいのです。

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ペーパークラフトなので、あっというまに出来上がります。

エンクロージャーについては、いつまでたっても紙の箱から卒業できません。

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ペアで製作したので、部屋にハートが2個転がっているのですが、

こいつが独身男性の部屋をおしゃれに飾るのです。

ポップスでもクラシックでも、今までのスピーカーと違った良い音を出してくれます。

アタックが鮮明で、打楽器の音を聞くとダブルコーンの恩恵を覚えます。

そういう意味では、ジャズがいいですね。

あと、LPの音の再生が忠実で実に素晴らしいです。


☆スピーカー第28号の製作 2010年3月4日

ベッドで寝ながら音楽を聴くためのスピーカーが欲しくなりました。

枕元においてステレオで聞くのです。

ベッドの棚の関係から、小さいサイズのものが必要でした。

さて、今回のフルレンジ・ユニットは、FOSTERのFF65 BKを使用。

モニタースピーカー向きのユニットなのでしょうか、

まぁ、65mmという小さい直径のフルレンジにしては、店頭価格で1,400円という手ごろさ。

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エンクロージャーの箱は、ダイソーの紙でできた円柱の箱、

サイズは直径130mm×高さ110mm、容積は約1.4リットルです。

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ライターと比較して分かるように小さいですね。

こんなものでちゃんとバスレフ型になるのかどうか…。

とりあえず適当に直径20mmのポートをあけて、円錐状のダクトを取り付けてみました。

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で、完成した様子はご覧の通り。ベッドの棚に収まるサイズです。

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小さい音量で楽しむには問題なく、正規化すると低音が思った以上に良く出ます。

ポートを指で塞ぐと、音の印象が味気ないものに変わってしまい、

なんとかバスレフの効果も再現できています。

ユニット起因だと思いますが、中音(ボーカル)が比較的弱いです。

その分、周囲の楽器の音が良く聞こえ、今まで意識になかった隠し味が分かります。

これがモニタースピーカーと呼ばれるものでしょうか?

しばらくはコンポにつないで枕元スピーカーとして楽しめるでしょう。


☆スピーカー第27号の製作 2010年1月18日

ボーカル重視のバスレフ型スピーカーを作ってみました。

結果として、POPS向きでクラシック音楽には不向きなスピーカーになってしまいましたが、

再生の指標となる音盤がJ-POPだったので当然といえば当然?っていう感じです。

【バスレフ実験用スピーカーの製作】

今回はバスレフのダクトの実験を実施しました。

といっても、やっていることはダクトのカット&トライです。

それでも、自分の納得のいく音を求めるためには有効な手法であります。

まず、ユニットですが、コイズミ無線で購入したダイトーボイスのF-77Gを使用しました。

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pp(ポリプロピレンかな?)というユニークな材料を使ったコーンを採用したもの。

音は柔らかくボーカルの再生に適していると思いました。

筆者のお気に入りのユニットで、何回か買っています。

エンクロージャーの箱は、ダイソーの紙でできた円柱の箱、

サイズは直径180mm×高さ140mm、容積は約3.5リットルです。

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そのフタにユニットの取り付け穴とダクトの穴をあけます。

ここで、ダクトの穴は直径40mmと大きめにあけておきます。

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ユニットを取り付けて、

振動を抑えるために一枚50グラムの鉄板を強力な両面テープで貼り付けます。

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エンクロージャーの底にも鉄板を貼り付けます。

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こうやって完成したバスレフ実験用スピーカーを使って、ダクトのカット&トライをします。

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サンプルとなるダクトは1つ1つ工作用紙で作製しました。

パラメータはダクトの直径と長さです。

まず直径を決めました。

いろいろ試して直径25mmのものが筆者の好みの音を実現してくれます。

これが直径27mmでも、直径23mmでも、ダメでした。

ここで、音源はYUKIのアルバム『5-star』(Blu-spec CD盤)、ミニコンポで再生させました。

これは筆者の考えですが、

ダクトの直径が「共鳴」を左右するならば、ダクトの長さは「制動」に関与するようです。

次にダクトの長さを決めました。

直径25mmのダクトについて、いろいろな長さのサンプルを作製しては音を聞いてみました。

結果、長さ76mmのダクトのときにバランスの良い音を聞かせてくれます。

こうやって、ダクトのサイズは「直径25mm×長さ76mm」に決定しました。

ちなみに、下の写真は実験に使用したダクトのサンプルです。

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【スピーカー第27号の製作】

基本的には上記のスピーカーと同じ構造です。

参考までに写真だけ掲載します。

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さて、完成したスピーカー第27号で音楽鑑賞をしてみましょう。

J-POPは、YUKIの『5-star』、YUKIちゃんの声が冴えています。

フルレンジ一発で吸音材を使うとYUKIちゃんの声に艶がなくなってしまいます。

本来はツィーターを使う発想ですが、

今回は吸音材を使わない、吸音作用のある容量調整用の綿も使わない、

その代わりにダクトで勝負する、というスタンスで製作しました。

したがって、スピーカー第27号はYUKIちゃんの声の再生専用であります。

もちろん、他のアーチストの声も心地よく聞かせてくれます。

ところが、クラシック音楽(器楽曲)を再生すると生気が一切ありません。

音に深みがなく、音楽にメリハリがありません。

ちなみに、スピーカー第25号でクラシック音楽を聞くと、

今回のものと比べ物にならないほど良い音を出してくれます。

なんですかね、ユニットの値段の違いでしょう(笑)。

FE87E=定価3,444円、F-77G=定価1,760円)

とにかく、フルレンジ一発で万能なスピーカーなんて、存在しないかも知れません。

それよりも、聞きたい音盤に合わせてスピーカーを製作するほうが非常に合理的です。

あとはスピーカーのとっかえひっかえの手間が面倒なくらいでしょうか。


☆スピーカー評価会(2010年新春) 2010年1月1日

旅好きで音響マニアの友人Sさんのお宅に集まり、

正月早々からスピーカー評価会をしました。

内容は自作スピーカーを持ち寄ってお酒を飲みながら音楽を聞くというもの。

Sさんのお宅は一戸建てで大きな音を出しても近所迷惑になりません。

さて、筆者が持ち込んだスピーカーは、前年後期に製作した第24号と第25号です。

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その詳細はこのページの下記をご覧ください。

今回は自宅で使っているアイワ製のミニコンポも持ち込みました。

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筆者宅ではいつもボリューム10前後で聞いているのですが、

評価会ではボリューム24くらい(耳が痛くなる)まであげて大音量を出しました。

筆者がスピーカーモニターに使っている音盤を5枚持ち込みました。

これらが友人のオーディオ環境でどのように再生されるのか、興味のあるところです。

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評価会の現場の雰囲気はこんな感じです。

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手前にちゃぶ台があり、酒と肴が置かれており、その周囲にスピーカーがあります。

奥に見える塩ビの物体2つは、Sさん製作のスピーカー。

左はBLH型スピーカー、右は新発明(?)のスリット型スピーカーです。

筆者のスピーカーは、こんな感じで駆動されました。

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Sさんのスピーカーと比較すると、とても小さいことが分かります。

Sさんの2つのスピーカーを真空管アンプにステレオ接続してYUKIの『COSMIC BOX』を再生しました。

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さすが真空管アンプ+Sさんの楽しいスピーカー、

『COSMIC BOX』が忠実に再生されたようで、音の世界を再発見しました。

筆者のスピーカーを真空管アンプにつないで再生しても一味違った印象で、

歪がない音で筆者も真空管アンプが欲しくなりました。

Sさんは、主にクラシックの声楽(ソプラノ)とジャズ(これも女声のみ)を聞かせてくれました。

Sさんのスピーカー製作の信念は「歌手や演奏者の情熱がじかに伝わってくるもの」、

いくら良い音を出しても、音楽の気持ちが伝わってこないスピーカーは味気ないと語ります。

さすが!筆者よりもはるかに長くオーディオに触れてきて得られた深みのある言葉です。

しかしながら、あとは必要以上に話すことはなく、

とっかえひっかえ色々と音盤を聞いては2人でうなずくばかり…。

初心者である筆者のスピーカー、悪くない評価でした。

ただし、第24号の吸音材の量がやや多すぎたようで、大音量のときに音が曇ってしまいました

第25号はユニーク賞(?)でしょうか?

音響機材、筆者はミニコンポでしたが、Sさんのものは高級CD再生機でノイズが混じります。

CDプレーヤーっていうのも重要な因子ですね。

音盤の傷をノイズとして再生できる高級機の方が音がいいようです。

多少の傷を隠して再生するミニコンポの音は、誤り補正された音なので忠実ではないのです。

ミニコンポは簡単な機械構造でCDを回転させて、その揺らぎと誤りを演算回路で補正するのに対して、

高級CD再生機はしっかりとした機械構造でCDの回転揺らぎを抑えて、正確にデータを読み取るようです。

これを知って、筆者も高級CD再生機が欲しくなりました。

それにしても金がかかるなぁ、オーディオ趣味!

初めてのスピーカー評価会でしたが、色々と発見あり楽しかったです。


☆スピーカー第25号の製作 2009年11月23日

東京コーン紙製作所F70A21-5というユニットを使ってホーン型スピーカーを作ってみました。

このユニットは秋葉原の某電気部品屋さんで1個400円前後の値段で入手できるもので、

価格のわりに性能が良く筆者お気に入りの7cmフルレンジです。

今回は螺旋ホーン型の研究です。

“らせん”の形をした滑り台や螺旋階段をイメージしてください。

または、海辺にある灯台の中の階段を昇ったことがあれば、それが一番近い形です。

【1.バッフル板の製作】

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エンクロージャーの材料はダイソーで買った円柱型の箱、紙でできています。

サイズは直径148mm×高さ120mm、容積は約2.0リットルです。

箱のフタにユニット取り付けの穴をあけます。

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配線をしてバッフル型スピーカーとして鳴らしてみました。

さらに密閉型スピーカーとして鳴らしてみました。

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相変わらず円柱型は、その底に音にならない無駄な振動が発生してしまいます。

後ほど鉄板を使って、その機械振動を減衰させます。

【2.ホーン開口部】

円柱の箱の底にホーン開口部をあけます。

大きさは直径34mmです。

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次にトイレットペーパーの芯を利用して螺旋の中心の支柱を立てます。

紙と紙なので木工用ボンドで簡単に接着できました。

【3.螺旋形状を作る】

さて、ここからが大事な部分、

円く切った工作用紙で立体的に螺旋の空間を作ります。

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今回は螺旋の空間、つまりホーンの長さを一周だけにしました。

今まで数個の螺旋ホーンを実験してきましたが、

ホーンが無闇に長いだけでは良い効果が得られないようです。

【3.機械振動を抑える】

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スピーカー第24号のときと同様にスチール板を底にはって機械振動を抑えます。

接着には両面テープと木工用ボンドを使いました。

こいつのイメージはダンパーではなく、あくまでも質量です。

こういうちょっとの工夫で、低音が出るようになります。

ここで完成間近のスピーカー第25号の音を聞いてみましょう。

クラシック音楽よりはジャズやポップスの方が適しているようです。

螺旋ホーンの特徴である「立体的、分散的な音」というものが今回も聞こえてきました。

ただし、ユニット前面から低音の倍音が出てきて、ちょっと驚きました。

まぁ、がっかりすることはありません。

エージングをして、そこらへんの問題点が消えていくことを祈ればいいのです。

どうしても音が悪いときは「技能向上」のお守りをエンクロージャーの内側に貼っておけばいいのです。

【4.綿を仕込む】

最後にホーンに綿を仕込んで完成です。

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前回のバスレフ型のときと比較して、その3倍ほどの時間をかけて調整しました。

綿の量はもちろん、その綿を仕込む位置でも音が変わってきます。

こういうとき「あぁ、ホーン型を作っているんだなぁ」と思います。

【3週間ほどエージングしてみて…】

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本スピーカーの構造上、低音の開口部がエンクロージャーの底にあるので、

真正面から音を聞くと低音がまったく聞こえません。

そこで、スピーカーを上向きに設置してある程度距離を置いて聞くと、

なんとか低音が聞こえてきます。

もちろん、底が完全に塞がらないように少し浮かして設置します。

理想的には空中に浮いてくれるといいのですが、念力でも使わない限り無理ですね。

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苦肉の策として樹脂製の使い捨てコップをスタンドにして設置してみました。

もっとおしゃれなスピーカー・スタンドが欲しいです。

小型のホーン型としては、頑張って音を出しています。

これはユニット起因ですが、全体的にしっかりとした音をまんべんなく出しています。

エージングのおかげですでに低音の倍音が出る不具合はありません。

ただし低音の質が悪いのでしょうか、いまだにクラシック音楽には不向きです。

これはエージングや綿の調整云々ではなく、エンクロージャーの構造上、仕方のないことのようです。

これを改善するために、これからも螺旋ホーンの研究は続くでしょう。


☆スピーカー第24号の製作 2009年10月12日

先日、秋葉原のコイズミ無線FOSTEXのユニットのセールをしていたので、

その対象商品の1つだったFE87Eをペアで購入して、

バスレフ型のスピーカーを作ってみました。

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FE87Eは8cmのフルレンジユニット。

音圧レベルが89dB、最低共振周波数は140Hzということで、

いかにエンクロージャーを工夫して低音を出すか、腕のみせどころでしょう。

応答性が30kHzでスーパーツィーター並みとあります。

簡単なバッフル板を取り付けて音を確かめましたが、

音圧の大きいソースの再生で各楽器の音が割れない性能には感心しました。

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エンクロージャーの材料はダイソーで買った円柱型の箱、紙でできています。

サイズは直径160mm×高さ125mm、容積は約2.5リットルです。

紙なので切ったり貼ったり工作が簡単です。

商品として後続はなく、お店ではもう売っていないのが残念ですね。(削除、09.10.18)

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テストCDには、YUKIの2ndアルバム『COMMUNE』を使いました。

YUKIの音楽として素晴らしく、エンジニアさんも良い仕事をしています。

筆者は、この中の『スタンドアップ!シスター』でスピーカーの評価をすることが多く、

今回もカット&トライのための指標として使いました。

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ユニットを固定するネジには、φ4×16のなべネジを使いました。

【1.バッフル板の製作】

エンクロージャーとなる箱のフタに、ユニットの取り付け穴とポートの穴を開けます。

ダクト開口の直径は30mmとしました。大体こんなものか、という感じです。

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この状態ですでに平面バッフル型スピーカーなので、音を聞いてみるといいでしょう。

ユニット単体のときとは明らかに音が異なります。

表裏の音の打ち消し効果を低減するバッフル板の重要性が分かります。

【2.配線】

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半田ごてを温めて電気配線の準備をします。

筆者はスピーカー端子を使わず、

ユニットからの結線を長め(1m以上)にとって、

エンクロージャーから引き出しています。

かなり当たり前ですが、ユニットの極性に注意します。

【3.ダクトをつける】

ポートは平面の穴だけでいいかな、と思っていましたが、

トイレットペーパーの芯を使って試しにダクトをつけてみたら明らかに音の改善が見られました

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特にスネアドラムの音にダクトの有無の違いを見出すことができます。

トイレットペーパーの芯で作ったダクトの長さは60mmです。

木工用接着剤でバッフル板に取り付けます。

【4.エンクロージャーの機械振動を抑える】

さて、ここまできたら、ほとんど完成といいたいのですが、

紙でできたエンクロージャーは共鳴による機械振動が激しく無視できないほどです。

これらは低音再生において、非常にマイナスな効果なので、重りを使って対策します。

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とりあえず、ダクトの接着剤が乾くまでCDを再生しておきます。

ほんの気持ちですが、3時間ほどエージングをしました。

その間に、エンクロージャーのどこの部分が振動するか、探します。

近所の工具屋さんで入手した1枚50グラムのスチール板を使いました。

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今回は円柱の底とバッフル板に機械振動が現れたので、それぞれ対策しました。

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本来は砂利を入れるのでしょうけれど、容積が変わってしまうので、

質量が重く薄いスチール板を使います。

強力な両面テープでスチール板をエンクロージャー内壁に貼り付けます。

【5.綿を入れて音を整える】

最後にエンクロージャー内部に綿を入れて、音を整えます。

曲目を『センチメンタルジャーニー』に変えて、小さく再生される低音がほどよく聞こえるように綿を入れます。

綿を少しずつ入れて、自分の好みの音の点を通り過ぎたら、綿を少し出して再び音をチェックします。

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この綿もダイソーで買ったものです。

お金があればグラスウールの消音材なんぞ入れてみたいのですが・・・。

綿はなるべく手でほぐして入れると良いでしょう(加筆、09.10.17)。

【6.フタを閉じて完成】

以上で完成ですが、フタを接着剤で固定しないで、

しばらくエージングすることにしました。

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今まで自作したスピーカーの中で最高の音を出しています。

スピーカーは生き物なので、これから音が変化していくことでしょう。

ほとんどペーパークラフトみたいな感じでしたが、

初心者にとっては、お手軽であること、結果が分かりやすいこと、不正解でも教材になりうること、

この3点が大切ですよね。


☆過去の自作スピーカーたち 〜2010年7月現在、スピーカー第23号を除き、これらは廃棄されています〜


【スピーカー第1号】

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【スピーカー第2号】

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【スピーカー第3号】

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【スピーカー第4号】

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【スピーカー第5号】

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【スピーカー第6号】

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【スピーカー第7号】

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【スピーカー第8号】

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【スピーカー第9号】

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【スピーカー第10号】

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【スピーカー第11号】

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【スピーカー第12号】

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【スピーカー第13号】

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【スピーカー第14号】

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【スピーカー第15号】

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【スピーカー第16号】

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【スピーカー第17号】

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【スピーカー第18号】

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【スピーカー第19号】

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【スピーカー第20号】

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【スピーカー第21号】

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【スピーカー第22号】

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【スピーカー第23号】

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