許可・認可

last up date 2009/07/22

 特許とは、特定の人のために人が生まれながらにしては有していない権利を設定する行為であり、特許とするか否かは行政庁の自由裁量である
許可とは一般的な禁止を特定の場合に解除し、適法に一定の行為をなすことを可能にさせる行為という。

行政庁の裁量権の行使は、裁量を授権する法律の趣旨、目的にそって行使されるべきであるところ、もっぱら個室つき浴場の開設を阻止することを目的として、浴場の建設予定地の近隣に急きょ児童遊園の設置を認可した場合は、児童の健康増進という児童福祉の理念に合致しないものであるから、当該認可処分は違法となるとするのが判例である。

道路運送法による個人タクシー営業免許の申請に対する却下処分は、申請受理後に行った聴聞手続きに不公正があったときには、却下処分本体の効力には影響があるとするのが個人タクシー事件の判例である。
群馬中央バス事件において、最高裁判所は、道路運送法によるバス路線免許交付の許可は行政庁の裁量に属するとしたが、運輸審議会の免許交付の申請手続きに瑕疵があったとしても、申請の却下処分は違法ではないとしている。

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