簡単に作ろう!コイン不要器の製作

 
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IC1個でコイン不要器を作ってみよう。

 

2008/5/8追記  1BETボタン対応の回路図は一番下に

載せてますスクロールして見てください。

 

 

さて、前回のホッパ編はご覧いただけたかな。

 

次はセレクタ編になります。

 

セレクタの動作についてはここの鉄拳編で書いたのを参照して下さい。

多分ですが大抵のものは同じ動作になります。

 

ちなみに1BETボタンを使っての操作は部品が増えるので省略しました。

※要望を頂いたのでので追加しました。

また1BETと長押しによる一気投入の切替え機能もありません。

出来るのは、ボタンを押してる間だけコインが投入されるだけです。

それでもかなり高速にできますので、普通に遊ぶ分には問題ないかと思います。

 

何しろ1個100円以下のIC1個で作ろうってんだから

細かい注文は無理って事で・・。

 

回路図です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホッパ側の回路と基本は一緒です。

というか、ホッパ側との違いが判らないといわれるかもしれませんが

 

微妙に違うんです・・

 

違う所に、秘密があるんです・・・

 

なんて大層なものでもありませんが・・

 

 

NE555P/NE555N(LM555)のどちらでも動作します。

但し、LMC555(C−MOS)は使わないでください。動作しません。

 

回路説明です。

 

左側が5ピンコネクタになります。今回のヤマサ タイムパークは

コネクタが不明です。製造メーカとか型番の刻印がありません。

不明と思われていたコネクタが判明しましたモレックスの51024-0500です。

エリスショップで買えました。

ですので・・

2.5mmピッチの適当なコネクタを使用しましょう。

入らなきゃ削るし、ユルけりゃテープでも巻けばいいしね・・

どうせ自分で使うもんですし、気にしない気にしない。

 

 とかいいつつも自分はちゃっかり正規品のコネクタを

ある方からゆずっていただき保有しております。

 

実はセレクタ側のコネクタと自作コネクタの勘合が悪くて

接触不良によりセレクタエラーが頻発する場合が

あります。やはり入手が難しいですが

正規品のコネクタがあると非常にいいです。

 

 

 

 

 

ピンの使い方ですが、

 

1ピン=センサ信号 コイン投入1の信号を出力します。

2ピン=センサ信号 コイン投入2の信号を出力します。

3ピン=センサ電源のGND側     回路のGND側。

4ピン=センサ電源のプラス側     回路の+7V側。

 

 

まず1ピンはセンサ信号ですので555で作ったパルスを出力します。

 

2ピンも同様にパルスを出力します。

 

3ピンと4ピンは回路の電源とGNDとして使用します。

 

では部品の説明ですが・・・

 

IC1 NE555

これは今回のメインです。パルス信号を作ります。

 

R1 1.5KΩ抵抗

下の動作図でいうパルスとパルスの間の幅を決めている抵抗です。

この抵抗が大きいと、パルス−パルス間の時間が大きくなります。

要は払い出し時間が長くなります。抵抗値が小さい方が高速で

払い出しできますが、実機との相性もあるので

1.5K以下は多分やめといた方が無難です。

 

R2 4.7KΩ抵抗

上の図でいうパルス幅を決めている抵抗です。

この抵抗が大きいと、一回のパルスの幅が大きくなります。

パルス幅は30mmsec固定ですので

3.3KΩ又は4.7KΩで使用してください。

 

 

R3 100Ω抵抗

コイン信号1のプルアップ用です。

100Ωが適正かどうかちょっと疑問ですが

コイン投入信号を停止中は常にHiレベルにしておくため

入れています。

 

R4 100Ω抵抗

コイン信号2を作りだすためにいれています。

C2の100μの電解コンデンサとペアでCR遅延回路を

作っています。今回の回路ではここがキモであります。

 

 

R5 100KΩ抵抗

これはR3と逆に通常時はNE555の4ピンをLoレベルに

プルダウンさせるために入れときます。

NE555の4ピンはプッシュスイッチにつながっており

スイッチを押すと4ピンは+7Vと接続され、4ピンはHiレベルに

なりパルス発信を開始します。

スイッチを離すと4ピンはR4を通じてLoレベルになります。

 

555の4ピンはHiレベルで動作、Loレベルで停止になります。

 

 

C1 10μコンデンサ

このコンデンサはR1とR2との組合せによりパルス

発振時間をつくっています。

積層セラミックコンデンサか電解コンデンサを使用します。

安く入手できる方でOKです。

 

C2 100μコンデンサ

このコンデンサはR4と組み合せて、CR遅延回路を作っています。

コイン1の信号に追従する形で10mmsec程遅延してパルスが

動作します。

 

 

D1 LED(発光ダイオード)

パルスが出ているかどうかを目視で確認するように

入れています。不要器動作には関係ありませんが

入れといてください。

 

 

実際の動作を図にするとこんな感じになります。

 

 

これが理想の状態です

1ピンの信号は30mmsecのパルスです

2ピンはそれに10mmsec程遅延して同じく30mmsecの

パルス信号になります。

 

これでコインが一枚投入されたことになります。

どうしてこうなるのかはここも参考にしてください。

 

 

 

では実際の今回の回路ですが、こんな感じになります。

 

 

理想とはかけ離れてますが、これでも動いちゃうからいいかなと・・

 

今回のカギとなるのは2ピンの信号線をどうやって作るかなんですが、

 

 まず1ピン側の信号、これは555の出力をそのまま使いますので

問題ありません。

 

2ピン側の信号は1ピン側から常に10mmsec程遅れて動きます。

この遅れをR4の100ΩとC2のコンデンサ100μFで作ってます。

CR遅延と言う方法らしいですが詳しくは作った私も良くわかんない(汗

 

簡単にいうと1ピン側がHiレベルからLoレベルに変化した時に

2ピン側はコンデンサから放電されるのでLoレベルになるのが少し遅れる。

逆に1ピン側がLoからHiレベルになる時にも2ピン側はコンデンサが

充電されるまで、Hiレベルになるのが少し遅れるという訳です。

 

こんな適当で動くのかいな??と思ったんだけど

実際に作ってみたら動いちゃいました。(汗

 

コンデンサの数値(100μF)を決めたのも実は適当なんです。

最初は10μFだったんですが、動作しなかったんで

試しに100μFを入れてみたら動いちゃったよ!WWW

 

と言うことで今回の不要器は偶然とラッキーで動いております。

 

 

 

 

では部品表です。

 

部品番号

部品名

おおよその金額

備考

IC1

NE555P/N LM555どちらでもOK LMC555はダメ

80円

秋月でLM555 5個入り100円

R1

1.5KΩ(〜4.7KΩまでOK)

10円

 

R2

4.7KΩ(3.3KΩでもOK)

10円

 

R3・R4

100Ω×2

20円

 

C1

10μF 積層セラミック又は電解コンデンサ 

40

耐圧7V以上

C2

100μF 電解コンデンサ

50円

耐圧7V以上

LED1

適当なやつ1個(高輝度とか青はやめてね)

20円

安いので

コネクタ

2.5mmピッチ5ピンで

100円位

適当に

 

その他、ユニバーサル基盤(100円の半分サイズ)とかビニール線とか必要になります。

 

※R3・R4の100Ωですが、将来的に変更するかもしれません。一応100Ωで問題無く動作できます。

 

 

では製作です。

回路図を見てもらうとわかると思いますが

若干、変な場所で線があちこちにつながって

ますので製作のときは注意してください。

 

それと+7VとGNDのコネクタ位置を間違えない様にしてください。

 

実は私も間違えて、逆電圧をかけてしまい基盤全体が熱〜くなりました。(汗

幸いにも実機は壊れなかったのでよかったですが

実機が壊れたらしゃれになりませんから。

 

あぁっ くどいですが製作に関しては自己責任でお願いします。

 

製作に関してはホッパ側と変わらないので省略します。

ハンダ付けと実装が下手だからなるべくは見せたくないんです・・・。

 

   

半田付けが終わったら、配線チェックです。

必ず実行してください。特に電圧がかかる部分とかは

短絡等がないか、配線ミスがないかを徹底的にチェックします。

 

写真がないと寂しいので・・・

出来上がりはこんな感じで

 

 

 

 奥側の赤い線で白いコネクタは純正品を使用しました。

普通の人ではこのコネクタは入手できないと思いますので

2.5mmピッチのコネクタを使って自作してください。

私はある方から譲っていただきました。

5Pコネクタの型番が判明しました。モレックスの51024−0500

です。情報提供に感謝します。

 

 

2.5mmピッチコネクタは千石とかで買えます。

そのままでは入らないので、カドをけずったりする工夫が必要です。

 

今回の不要器の一番の難点はコネクタです。

ここの接触不良により、セレクタエラーが頻発することが多いです。

 

あと注意する点はプッシュスイッチです。

タクトスイッチでも普通のプッシュスイッチでもいいのですが、

接点同士を指で短絡しないように保護はきっちりしてください。

どうも不思議な事に、スイッチの端子を指でショートさせると

中途半端なON状態になりセレクターエラーになります。

収縮チューブとかビニテでも巻いてください。

 

それでは動作テストですが、不要器をつないで電源ONにした時に

セレクタエラーになることがありますが、リセットで復旧すれば問題無しです。

リセットで復旧しないとか、LEDが点灯もしくは点滅の場合は

どこかおかしいです。

 

エラーしなければプッシュSWを押してみましょうね。

LEDが高速で点滅してそれに併せて、クレジットが上がれば

成功です。

ダメだと何がダメなのか調べるのはちょっと難しいです。

今回の山佐シリーズなら基盤をもう一度見直してみてください。

 

違う機種に応用してるのであれば、R1の1.5KΩを大きくしてください。

コイン投入の繰り返しタイミングが遅くなるのでエラーが出にくくなります。

 

一回のパルス幅を変更したければ、R2の4.7KΩを替えてください。

小さくすればパルス幅は短く、大きくすればパルス幅も伸びます。

 

センサ1とセンサ2のタイミングを替える場合には、C2の100μFを

替えてください。大きくするとセンサ1〜センサ2の遅延も

大きくなります。

 

最後に基盤カバーをしてオリジナルらしくステッカーを

貼り付けて出来上がり♪

 

セレクタも一緒に記念写真♪

 

これで完成です。

 

ホッパ編とセレクタ編ですがどうでしょうか。

コイン不要器も最近は価格が安くなってきているので

自作するメリットなんてあまり無いのが実情ですが

自作できればそれはそれで楽しいものですので

是非チャレンジしてみてください。

 

今回は所有している実機の関係でヤマサになりましたが

 

他機種でも基本は通用しますんで是非応用をしてみてください。

うまく出来たら是非とも情報をお寄せください。

 

それでは最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

 

追記

 

カバーをつけてさぁ遊ぼうと思ったら、スイッチの線が短くて正面下皿まで届かない事が

判明しました。速攻で作り直しとは情けない・・・・

 

下皿まで届かないんじゃ扉しめられないよ・・・

 

 

2008.5.8更新

 

前回作った不要器の改造verです。

1BETボタンにてベット出来る様にしました。

見た目が良くばっちりです。

 

回路図だけ載せておきます。

 

 PC1のフォトカプラ1個とR6:1.5KΩ R7:1MΩとCN3コネクタを追加しております。

 

ここで重要なのが、R7の1MΩです。実験の結果、R7を接続しないと

ボタンに反応出来ませんでした。恐らくボタン押下時のGNDレベルが

安定しないのが問題なんだとは思いますが、詳細は不明。

これで動いたからいいかなと・・・。

1BETボタンはフォトインタラプタ仕様のボタンですのでその他のボタンにも

同様の回路で応用できるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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