佐賀県立九州陶磁文化館 柴田夫妻コレクション 所蔵

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佐賀県立九州陶磁文化館 柴田夫妻コレクション 所蔵

佐賀県立九州陶磁文化館 柴田夫妻コレクション 所蔵

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『柿右衛門 -その様式の全容-』  №231・232より

酒井田家に伝来する約千点の土型のうちで伝世品と一致する、あるいは近似する品です。
平成7年から10年にかけて行われた「柿右衛門様式総合調査」の一環で明らかとなる。
伝世する土型の約半数に年号や持ち主が書かれているものがあった。
土型と作品が一致すれば作品の年代決定に役立つ資料となる。
この鉢は土型と一致する典型的な作品である。

口径24.2cm 高さ11.1cm

酒井田柿右衛門蔵

折縁鉢 土型

1670~90年代  口径21.5cm 高さ10.4cm 底径9.8cm

林原美術館蔵

色絵 牡丹鳳凰文 鉢

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『柴田コレクション パート5』 -延宝様式の成立と展開- №119より

柿右衛門白磁と呼べる基準作品。
勿論、乳白色(濁し手)素地であり、紅葉流水の陽刻も繊細。
輪で繋いだ縁が美しく、品格のある上品さがポイント。
この時代の染付も美しいのですが、
何にもない無垢な白磁や瑠璃、青磁は奥が深く・・・・
嵌まると他を寄せ付けぬほどディープであり、怖いっす、笑。

1670~90年代  
口径25.5cm 高さ8.5cm 底径13.5cm

白磁 紅葉流水 透彫輪繋文 鉢

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『柴田コレクション パート7』 -17世紀、有田磁器の真髄-  №385より

紙の下を折り曲げ重ね、桜花を形にした変形皿。
薄瑠璃を細心の注意を払い掛け分け、葉と桜花を丁寧に描く。
薄ダミも使いこなし素晴らしい構図。
裏の付け高台も器形に合わせたもので最上ランクの力作。
薄瑠璃の色合いも好く、、、愚私はこの手に弱い。。。。

1670~80年代  
口径17x13.3cm 高さ2.9cm 底径10.6x7cm

薄瑠璃釉染付 桜花文 折紙形皿

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『柴田コレクション パート6』 -江戸の技術と装飾技法-  №239より

青磁釉を一部取り除き(窓抜き)そこに文様する。
細い輪郭線で鶴と松を精緻に描く。
構図のバランスも素晴らしく且つ美しい。

1670~90年代   
口径23.3x15.1cm 高さ4.1cm 底径16.6x9.5cm

青磁染付 鶴松文 輪花長皿

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『柴田コレクション パート6』 -江戸の技術と装飾技法-  №236より

青磁と染付を併用したもの。
藍九谷調の呉須の色上がりも、既に線も細く薄ダミ・ボカシダミを使う。
鬼面を施した3つ足を持ち、形は葉を模して小さな枝も付く。
青磁の色合いはやや濃く古いタイプに見える。
形も非常に力作であり緊張感のある構図で、古作の部類といえる。

1660~80年代  
口径30.8cm 高さ7.7cm 底径17.2x17.2(16.6)cm

青磁染付 鳥文 三足葉形大皿

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『柴田コレクション パート5』 -延宝様式の成立と展開- №168より

この頃は色使いが多様化し始め、、、、
この作品に関しては赤・緑の色合いが随分違った印象となる。
愚私的には染錦とは呼べても柿右衛門の言葉が続くに相応しいかどうか。。。。
しかし染付と色絵の併用ですから染錦手と呼べる。
柿右衛門様式から古伊万里様式の移行する段階の作品として
敢えてここに取り上げてみた・・・・・悩んでみてください、笑。
構図も裏文様もそのもので
様式的に終末期に入る作品といった認識が正解か?な?

1680~1700年代  口径14.2cm 高さ5cm 底径7.2cm

色絵 瓜花鳥文 鉢

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『柴田コレクション パート7』 -17世紀、有田磁器の真髄- №335より

染付と同様に色絵の技術も完成域に達する。
染付と色絵を併用するものを染錦手、染錦柿右衛門と呼んだりする。
藍が入ると色絵とのコントラストが映える、非常に美しいものが多い。
乳白色とは違い青みを帯びる?・・白というイメージが愚私的にはある。
(同じ様式といっても印象は異なる。)

「東京大学本郷構内遺跡」(旧・加賀前田藩邸跡)より、
天和2年(1682年)の火災時廃棄層から同類品が出土。
火災以前には既にあった事を示し製作された時代も特定できる。

1670~90年代  口径18.4cm 高さ3.5cm 底径11.3cm

色絵 竹梅鳥文 輪花皿

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『柴田コレクション パート1』 -初期伊万里から柿右衛門へ-  №268より

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染付と同様に色絵の技術も完成域に達する。
乳白色(濁し手)の素地は基準的作品。(多少のバラツキはあるが・・・)
充分な余白を生かした絵画的な構図は典型であり代表されるもの。
このタイプは裏文様がないものが殆どといって良い。

1670~90年代  口径24.1cm 高さ4cm 底径16.2cm

色絵 双鳥松竹梅文 輪花皿

1660~70年代  口径14.2cm 高さ3.5cm 底径8.8cm


『柴田コレクション パート3』  №220より

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古九谷の様式から移行する時期、柿右衛門の初期段階。
赤色は古九谷の色合いでまだ濃い、
青と緑の色が明るくなっており柿右衛門様式と判断する。
芙蓉手の小皿、色合いが非常に明るくカラフルで美しい。
萌芽(ほうが)するというか萌えるような感じが好いです。

色絵 草花窓絵宝文 皿

『柴田コレクション パート1』 -初期伊万里から柿右衛門へ- №359より

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縁は錆を施し輪花した縁はこの時代によく見受けられる器形。
同じような構図でも余白が少なくなり、
緻密であり精緻、文様を丁寧に描くようになる。
印象は少し煩く感じられる?大汗(こ、個人的な意見です、、冷汗)
呉須の濃淡は微妙で美しい。

1680~1710年代  口径33.8cm 高さ6.2cm 底径21.5cm

染付 松鶴文 輪花大皿

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『柴田コレクション パート5』 -延宝様式の成立と展開- №59より

最盛期を思わせる呉須の色、上がり。
この頃になると受ける印象は優しく繊細であり、
力強さは影を潜め、呉須の濃淡はさらに微妙で美しい。
微妙にバランスをとった桜花の位置は最高。
器形や高台の作り、高さは
鍋島とは僅か違った感じはするものの特別さは意識させられる。

1670~80年代  口径14.2cm 高さ3.7cm 底径9.3cm

染付 桜花文 皿

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『柴田コレクション パート6』 -江戸の技術と装飾技法- №132より

いよいよ技術的にも完成期をむかえ、
柿右衛門様式の特徴を持つ作品であり古作の作行と思う。
パッと見、藍九谷調の印象を受けるが、よく観察すれば直ぐ
に理解できる。
細い輪郭線、薄ダミ・ボカシダミを使った微妙な濃淡、
染付の技術が完成域に達しており、緊張感のある構図から
も窺い知れる。

1660~70年代   
口径18.5x15.9cm 高さ4.2cm 底径12.1x9.5cm

色絵 瓜花鳥文 鉢
柿右衛門様式
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佐賀県立九州陶磁文化館発行
『柴田コレクション図録』
『柿右衛門ーその様式の全容ー』 より転載
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