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大まかに言えばこんな感じです。
次回はさらに詳しくか、、、、「トリビア・ネタ」みたいなのを書きます、笑。

1700年代以降、変化が乏しいといっても、享保頃、宝暦頃、天明頃、文化文政頃と、作行もそれぞれあり、強烈な大流行とまで行かなくてもその時代、時代に繁栄・流行した品たちが存在するので整理すればなお判り易くなり変遷も完結するのではないかと思う。
(単純に中期、後期、幕末との分け方も好いと思う、笑)
ズバリ言えば金襴手の古伊万里のこと。
究極的に言えば型物のことであり、献上タイプのものを言う。
国内向けの品。1690~1710年代に優品が多い。
大別すれば海外輸出向けの品と献上タイプの二通りがある。
共に染付に赤と金彩を多用したもの。
古伊万里様式と呼ぶ時、1690年代以降長くその影響を受けたものであったため、1600年代ほどの画期的な変遷する様子が余り無く曖昧になる。
金襴手の流れをもつ色絵にしても染付にしても、幕末期の古伊万里でも総じて古伊万里様式と呼ぶ。別のページでも書いたが、明治の古伊万里様式でもなんら不都合は無い、笑。
4)古伊万里様式
有名ですね名前。。。
この時代の品を延宝様式とも呼ぶ。

色絵は1670~90年代のものを指す。
技術的に完成され、余白を生かした絵画的な構図。
乳白色(濁し手)の素地に色のみを施すものが登場する。
古九谷様式に比べ明るい赤・青・緑・黄色、金彩も加えられる。
この様式には染錦と呼ばれるタイプがある。素地はやや青みがかるも
ので染付と色絵(赤・緑・金)を施したものである。

染付も1670~90年代のものを指す。
藍柿右衛門という呼び名もポピュラーですね。
中でもトップクラス(御用品・献上品)は盛期伊万里とも呼ばれる。
細い繊細な筆致、微妙な濃淡やぼかし、
緊張感のある計算された構図が特徴。
3)柿右衛門様式

これは難解です、色々なお話が出来ますが・・・・ひとまず置いといて。

色絵は1640年から60O年代のものであり、五彩手・祥瑞手・青手・瑠璃・銹(吸坂手)・金銀彩・仁清手などがある。
古九谷を近年では総じて初期色絵と呼んだりもする。(初期色絵も時代区分は同じく1640~60年代)
色絵創成期より柿右衛門様式が成立する前、寛文頃までのものを初期色絵という。
どちらといえば暗めの色調。赤線に緑、黄の彩色を施し、紫や濃い緑の色合いに特徴がある。
染付は1650~60年代のものを指す。
いわゆる藍九谷様式。(寛文様式という名もある)ちょっと古い呼び名では「藍古九谷」とも呼ぶのを見聞きしますね。
初期伊万里に見られるほど筆致は太くはないものの筆の線は力強く、構図が秀逸。
器は薄く、文様に濃淡があり丁寧に使い分けられる。

2)古九谷様式

その名もズバリ!
簡単ですねぇ、名は体を表すとはよく言ったものです。
わかりやすい、笑。
草創期の1610年代から1650年頃までの色絵以外の品を指す。
ただ時代が古く、、、単純に年代を優先したグループであり、そのグループを様式名で呼ぶと初期伊万里様式となる。

自由奔放・のびやかな筆致。厚い器。
ぽってりしっとりした釉薬が特徴であり魅力でもある。
ただし・・・決して中期末や後期のくらわんか皿、徳利を初期伊万里と呼んではいけない、笑。
染付・白磁・青磁・瑠璃釉・銹釉・辰砂など様々。

1)初期伊万里様式

ここでは悩ましい様式名と時代の基準となるものを整理してお話したい。
と、偉そうに言っても、、、、実は、品の売り買い、本や図録の読み漁り、専門知識を持つ人々からの受け
売り、書物のパクリ(・・・笑、汗)であり、、、、が、最終的には自分自身の独断と偏見によるものです。
・・・それを世間一般では無責任とも言う、爆涙。
愚私のことです、記憶違いや理解の不十分さなど充分に考えられます。おやっ?と思われたら其処は貴方
の脳から永久に削除してくださいまし、笑。

そもそものちの現代に生きる我々(・・・て言う、より先人)が都合上様式名でグループ分けしたに過ぎず、、、、
当時の陶工たちはそれが何様式だろうが何だろうが、、、、全くお構いなし、笑。
様々な注文にあわせて真摯に好いものを作ると言う一点だけであったろうと思う。
・・・・・・また脱線したぁー、爆。

様式名は時として単純明快で直ぐにイメージが出来わかり易い。
便利である、が、、、ある様式から次の様式に移行する頃のものとなると・・・
移行期であり双方の風合いを持つものが現れた日にゃーアナタ・・・、どっちつかずで非常にわかり難く、、、
どっちよぉ~?といつも悩むんです。
この時ほど様式で区別をすること自体が意味がなく悩ましいものはない、笑

古伊万里の様式名と時代区分

古伊万里様式のページ

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古九谷のページ

初期伊万里のページ

柿右衛門のページ